ストックホルムの街を一望できる場所

Skinnarviksberget/Mariaberget

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14の島から構成され、北欧のベネチアとも呼ばれるストックホルムの中心地を一望できる展望台を紹介します。


ストックホルムってどんな街?

ストックホルム地図 ストックホルムはスウェーデン王国の首都で、バルト海の中程に位置しています。湖と海に囲まれた非常に美しい街でノーベル賞の受賞式が行われる場所としても有名です。また日本ではジブリ作品の「魔女と宅急便」の舞台となった街としても知られています。

またこれはスウェーデン全般に言えることですが、公用語はスウェーデン語なのにも関わらず、ストックホルム市民のほとんどが流暢な英語を話すことができます。スーパーの店員さんやバスの運転手さんも話せます。なので言語に関しての障壁はそこまで高くなく、安心して観光することができます。

私は一年間スウェーデンに住んでいましたが、英語が通じなかったことはほとんどありません。


Mariaberget

ストックホルム夜景 Mariabergetはセーデルマルム島の北部に位置する展望台です。セーデルマルム島の北部は海岸が崖となっているので、高く見晴らしの良い場所からストックホルムの中心部であるがムラスタンを眺めることができます。

展望台はちょっとした公園のようになっていて、テーブルやベンチが置いてあります。中心部に見えるのはリッダーホルム教会です。昼の景色も綺麗ですが、夜になるとガラッと雰囲気が変わります。夏と冬とでも雰囲気が変わるとても魅力的な場所です。

1月の一番寒い時期にも行ったにも関わらず、観光客らしきたくさんの人が写真を撮っていました。


Skinnarviksberget

ストックホルム日の入り

Skinnarviksbergetは同じくセーデルマルム島の北部に位置する展望台ですが、こちらの方が若干広く人が多いので賑やかです。こちらはMariabergetと違い、地面が大きな岩のような場所にあり、お世辞にも座り心地が良い場所とは言えませんが、それを感じさせないほどの絶景が目の前には広がっています。

夏は夕暮れに多くの若者たちが集まり、酒を飲みながら談笑をしています。スウェーデンは緯度が高い場所に位置しているため、夏の日照時間が日本と比べて恐ろしく長いのです。午後10時とかでも普通に明るいため、たくさんの人が週末などにこの展望台に夕焼け(夕といっても夜ですが)をみに来るわけです。


まとめ

ワイドレンジ

ストックホルムは景観を守るために、高い建物がほとんどありません。そのため展望台に行けば市内を見渡すことができます。

また、紹介したこれらの展望台は、観光ガイドなどにはあまり載っていないため、現地の人が知る穴場スポットです。ストックホルムを訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。