飽き性な人間のための筋トレ継続マインドセット

筋トレを続けるコツ

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飽き性な私が、珍しく継続できていることが筋トレです。ここ2年半は続けています。しかし、筋トレはしようと思っていても、なかなか踏み切れなかったり、長くて数ヶ月しか続かなかったり、という方もいるでしょう。そこで筋トレの継続の一助となっている考えを紹介していきます。


抽象的なモチベーションを持つ

モチベ

筋トレの最大の欠点は、すぐには目に見える成果が現れないため、飽きてしまうことにあります。

パンプアップはしますが、すぐに戻ってしまいますし、1、2週間本気でやったところで、ほとんど変化はありません。

なので筋トレを始める人にとっての最初の壁は”継続”になるでしょう。

しかし、人間誰だって、やる気の出ない日はあります。なぜか疲れていたり、天気が悪かったりと、自分でコントロールできない要因はたくさんあります。そんな日に無理をして筋トレをしても面倒くさくなり、続かなくなります。

そんな日には筋トレをせず、休息することもトレーニングのうちです。大事なのは、毎日これをやるではなく、一週間のうち必ずこれは行うという中長期的な約束事を決めることと抽象的なモチベーションです。

抽象的なモチベーションは例えば、いい体になりたいとか、健康になりたいとかそんなレベルです。それと中長期的な約束事がセットになれば、無理をせずに続けることができます。無理して、この日は絶対にこのメニューを行うというよりも、とりあえずいい体にはなりたいから、今週はちょっとだけ、このメニューをやっとくかーぐらいの感覚です。

また、長期的で抽象的なモチベーションが持てれば、いい意味で現状に満足することはありません。ある重量が達成できたら、また重量をあげて、さらなる高みを目指し、常にステイハングリーの状態を維持しましょう。


やらされるのではなく、自発的に学習

学習

やらされていたり、他人のためにだったりするとどうしても続かないことがあると思います。トレーナーをつけて、ダイエットには成功したものの、その後トレーナーなしでは続かず、リバウンドしてしまったなんてよく聞く話です。

大事なのは、自発的に無理をせず、自分のペースで楽しくコツコツと学びながら行うことです。筋トレや食事に関する情報などは、この時代どこでも手に入ります。Webサイトや、最近だと筋トレYouTuberもたくさんいます。

彼らから学ぶことはとても多いですし、何よりも、新しいことを知って、実際に学びながら実践していくサイクルは人生を豊かにします(そして楽しい)。

これは筋トレだけでなく、勉強やビジネスにも活かせるでしょう。


筋トレはあくまで、他人ではなく自分との闘い

モチベ

筋トレの成果は、他人とではなく、過去の自分の成果と比較しましょう。私自身も最初は、他人と比較していました。

海外に留学していた際、体を大きくしたかったため、筋トレをはじめました。ジムに行ってみると、男性はムキムキのマッチョ、女性はモデルさんみたいな人ばっかで、少しビビりながらやってましたね。だんだんと慣れてきたんでフリーウェイトができるゾーンに行ってみると、僕よりも背が低く華奢な青年が一生懸命軽いウェイトをあげて、その後メモを取って記録している姿を見ました。

そのとき気づいたのは、最初から完璧な体の人はいないし、人にはそれぞれの能力、ペースや成長スピードがあるということです。同じことをやってもすぐに重いウェイトをあげられる人もいればそうではない人もいます。

だからと言ってどっちが偉いとかいうわけではないです。あくまで過去の自分と比べて成長できてるかの方がよっぽど重要です。


習慣化し、さらに、ノウハウを維持する

モチベ

筋トレをある程度続けていると、自然と習慣化します。朝起きて、トイレに行って歯を磨いて、着替えてという感覚で筋トレができます。

筋トレが習慣化し、そこそこ体や重量にも変化が見られるようになった人が恐れるのは、退化してしまうことです。単純な話、やらなければ、筋肉は減り、扱える重量も減ります。

それは一見するともったいないし、自発的にやってきたのなら尚更、自分の努力を無駄にする行為にも見えますが、一度長期的な筋トレを習慣化できていれば、ノウハウやマッスルメモリーが残っているので、再開することは、何も知らない、やったことのない状態に比べれば容易でしょう。やらない期間があっても、いつでも無理せずまた自分のペースで始めればいいのです。


最後に

私はこのマインドセットで筋トレを続けて現状2年半続いています。夏になると、意識してちょこっと数日だけジムに行っていた過去の自分と比べるとだいぶ成長したと言えます。

ぜひ、この筋トレ継続マインドセットを参考にしていただければと思います。