円形図書館

見渡す限りの本

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アスプルンド建築の一つであるストックホルム市立図書館を紹介します。


ストックホルム市立図書館

ストックホルム市立図書館

正面外観

ストックホルム中心街から歩いて北へ10分ほど歩くと、この特徴的な円柱の形をした建物が現れます。ストックホルム市立図書館です。

中心部の円柱の内側には、壁に沿って360度の本が並んでいる、独特な空間です。

設計をしたのは、北欧モダン建築の巨匠と呼ばれるグンナール・アスプルンドです。森の墓地(Skogskyrkogården)を設計したことでも有名です。森の墓地に関しては今後記事で紹介したいと思ってます。

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図書館の正面入口

正面入り口は狭く、階段の幅も狭い上に両サイドの壁に囲まれ、図書館内部の全体が見えません。

登っていくにつれて360度見渡す限りの本が並ぶ空間が徐々に目の前に広がっていきます。


その他施設

図書館の中にはカフェや勉強するスペース、子供を遊ばせておくスペースがあります。

午前10時くらいに行ったのですが、勉強スペースは結構埋まってました。


日本人の団体にあった話

ちょうど僕が訪れていたタイミングで別の日本人団体も訪れていました。話を聞くと彼らは北欧建築を回るツアー客だったらしく、フィンランドやエストニアもツアーの一環で訪れてたらしいです。

ツアーなので日本人のガイドさんが、図書館について写真のパネルなどを用いながら説明していました。後ろの方で聞いていると、遠慮なく聞いていってと優しく声をかけてもらえました。

のちに同行していた友人に話を聞くと、建築業界では結構有名な方もその団体にいたらしいです。

当時は図書館の近くに住んでいたのであまり実感はありませんでしたが、それほど世界的にも有名な場所なのだと気付かされました。


アクセス


まとめ

ストックホルム市立図書館は無料で誰でも入れます。アスプルンドのファンはもちろん、そうでない方もストックホルムを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。